神の言の飢饉

手島郁郎は敗戦後の食糧難を救おうと、製粉業などを起業するも挫折。そんな折、神は手島に黙示される、「我は、この国に飢饉を送る。それはパンの乏しきにあらず、水に渇くにもあらず、神の言(ことば)を聞くことの飢饉なり」と。
占領軍の横暴な政策に抵抗し、捕縛命令を受けた手島は阿蘇の山懐に潜伏。突如、キリストの光まばゆい臨在に迫られ、独立伝道を始めた。