谷川の水を慕うように

静岡県富士市で、手打ちそば屋を営む服部信太郎、島子さん夫妻。突然がんを宣告された妻の入院中、いちばんの慰めは一つの賛美歌。一方の夫は、妻の病は自分のせいだと悔いて、神に訴える。入院中の妻に、「すべては神の愛を知るため」と声が響き、地元にいる夫の眼前には大きな虹が現れる。