東京駅の丸の内駅前広場に、手を天に向け祈るブロンズ像が建っている。その台座には、「アガペー(愛)」というギリシア文字が刻まれている。これは戦勝国による東京裁判などで戦後まもなく処刑された方々の慰霊塔。手島郁郎は、「忘るな、この忌まわしき不当な東京裁判を!」と裁判の不法性を訴え、刑死された御魂(みたま)の冥福を祈る。

(2005年制作)