EPILOGUE to ASOLANDO(アソランドのエピローグ)英詩朗読付き


EPILOGUE to ASOLANDO

アソランドのエピローグ

At the midnight in the silence of the sleep-time,
When you set your fancies free,
Will they pass to where─by death, fools think, imprisoned─
Low he lies who once so loved you, whom you loved so,
─Pity me?

真夜中、眠り時の静寂の中で、
あなたがたが空想を解放する時、その空想は彼処(かしこ)へ赴くのだろうか─
かつてあなたがたをこよなく愛し、あなたがたにこよなく愛された者が、
愚か者たちの考えるように、死によって幽閉されて、
低く横たわっている、その所へと。
─私を哀れむのか。

Oh to love so, be so loved, yet so mistaken!
What had I on earth to do
With the slothful, with the mawkish, the unmanly?
Like the aimless, helpless, hopeless, did I drivel,
─Being ─who?

おお、かくも愛し、かくも愛されたのに、かくも誤解するのか。
怠惰で、吐き気を催させる、めめしい者たちと私は
いったい何の関係があったか。
目的もなく、無力で、希望もない者たちのように、
私はたわごとを言ったであろうか。
─私はだれだったのか?

One who never turned his back but marched breast forward,
Never doubted clouds would break,
Never dreamed, though right were worsted, wrong would triumph,
Held we fall to rise, are baffled to fight better,
Sleep to wake.

決して敵に背を向けず、胸を張って前進した者、
暗雲が晴れるのを決して疑わず、
たとえ正義が敗れるとも、悪が勝ちを収めるなどと夢想だにしなかった者、
倒れるは起ち上がるため、挫折するはよりよく戦うため、
眠るは目覚めるためと確信した者、(それが私だ)

No, at noonday in the bustle of man’s work-time
Greet the unseen with a cheer!
Bid him forward, breast and back as either should be,
“Strive and thrive!” cry “Speed,─fight on, fare ever
There as here!”

否、人の働く喧騒(けんそう)の真昼時、
見えない者に歓呼の声を上げて、挨拶せよ!
胸も背も張り上げて前進するように、彼に命じよ、
そして、叫べ、「奮闘し、栄えよ! 成功せよ、戦いつづけよ、
とこしえに進め、この世のように来世においても!」と。


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