砂漠は喜びて花咲き

イスラエルの初代首相ダビッド・ベングリオンは聖書を愛読し、国家にとって重要な決断をする時には、常に聖書の中に判断を求めた。「新しい国造りの成否は荒野の開拓にかかっている」と考え、84歳で政界を引退した後に荒野へ移住し、開拓者の一人となった。多くの帰還者が安定した都市生活を望む中、「荒野の開拓はユダヤ民族に託された使命である」と、過酷な開拓に彼を駆り立てたものは何だったのか。