神話の里を訪ねて

 霧島連山の高千穂を訪れた高齢の方々は、「幼い時から自然に神話と共に育った」と言う。宮崎県の高千穂神社宮司は語る、「古来、日本人が最も尊んだのは、力や知恵でない。美しい清いものが、一切の前提で、後から法律などが現れてくる。神話は決して荒唐無稽(むけい)な妄想でなく、日本人が何を理想としたかを示す」と。