子供たちに伝えたい
 ― 国を愛する心 ―

18歳の時、江田島の海軍兵学校で敗戦を迎えた堀明さん。戦後の日本で、価値観が急激に変わっていく中、「国のために青春の一切をささげた、あの生き方は何だったのか」と、煩悶が続く。ある時、愛国のキリスト者・手島郁郎と出会い、堀さんの中に眠っていた愛国心が甦った。2000年夏、76歳の堀さんは子と孫15名を連れて江田島を訪れ、どうしても伝え残したい思いを語る。若者たちは、何を感じたのか。