「この世は橋である」、これは新約外典にあるイエスの言葉である。今から400年前のインドで、アクバル王がこの言葉を碑文に刻んだ。
 山形県の黒川能の演目に『石橋(しゃっきょう)』がある。この世は橋であり、信心をもって、渡るべきことが演じられる。人生の目的は、地上に留まらずに死の彼方、永遠の世界に至ること。

(2012年制作)