父の志

「伝道者として最後を全うしたい」という比嘉文助の祈りに応(こた)えて、手島郁郎は彼を沖縄伝道に遣わした。3年間、命がけの伝道をして天に帰った父の足跡を、次男・比嘉越宰(えっさい)がたどる。