私は乏しくない

23歳で視力がひどく弱まり、死をも考えた河合さん、今は愛知県豊橋市で鍼灸(しんきゅう)治療院を開いている。開業前、幕屋に触れ、苦難と困難の中で共に歩んできてくださった神を知る。妻の大きな助けとともに、詩篇23篇の「私は乏しくない」という聖句に支えられ、感謝の人生を送っている。そこには、「日本人として恥ずかしくない行動をしよう」という日本精神の心意気があった。