山下強さんは物心ついた頃、中国の山東省済南(さいなん)に住んでいた。敗戦翌年の1946年、他の家族たちと命がけで青島(チンタオ)港に到着し、長崎に引き揚げてきた。

 重症結核の人たちとの共同生活で家族が次々と感染、自らも中高生の時に罹患。そのような状況で幕屋に導かれて回心し、人生の大転換を迎えた。

(2007年制作)