金沢の宮元美千子さんは、蒔絵(まきえ)師を目指した。修業中あることで挫折し、苦しむ中で聖地巡礼に。聖地で神と出会う体験をして以来、植物にも神の生命を見るようになり、蒔絵の奥深さに目覚めた。伝統的な定番の絵柄にも、秘められた豊かな生命を発見し、一職人の自分にも、漆の美しさと先人の叡智を伝える使命があると悟る。

(2005年制作)