月刊誌『生命の光』の編集員・河盛尚哉さんは、母・米子さんの感化で伝道の道を歩むようになった。久しぶりに母を訪ねた河盛さんに、米子さんは言った。「今の幕屋は賢い。偉くならなくてもいい。人様を天国につないでいってください」と頭を下げられた。その気迫は、平安中期の僧・恵心僧都源信を諫めた母の姿と重なった。

(2001年制作)