「原始福音キリストの幕屋」のホームページです。日本人の心で聖書を読んだ手島郁郎の創刊による月刊誌『生命の光』、聖書の講話、聖霊による回心の証しなどを紹介しています。

詩人・坂村真民と手島郁郎

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手島先生の墓前で詩を朗読される坂村真民さん

竹下 仁平

 私の住む松山市の隣町、砥部(とべ)町に「坂村真民記念館」があるので、訪れてみた。

 玄関横には有名な「念ずれば花ひらく」の詩が大きな碧玉に刻まれている。建物は木材がふんだんに使われていて、館内に入ると木の香りがプーンと匂ってきて、心温まる雰囲気に包まれる。

 展示の中心は、直筆の詩墨作品で、どの一つを見ても、未明混沌とした暁天三時半、重信川の畔で祈った時に示された生命の詞の数々である。

 和服姿の館長夫人(坂村真民さんの三女・西澤真美子さん)が、「父が大事にして読んでいたものと思います」と言って、手島郁郎著の『神の国の到来』という冊子を見せてくださった。冊子を開くと、至るところに赤鉛筆で書き込みがあり、線が引いてある。それだけでなく、何ともいえない香気がその冊子から香ってくる。

 坂村真民さんの詩を愛読していた手島郁郎は、『生命の光』誌(259号)においてその人となりを、次のように紹介している。

 「本誌の読者に、坂村真民という秀れた宗教詩人があります。この人の多くの詩を魅せられるように読んだこと、幾たびでしょう。この人の心には、死んだ石でも『沈黙』という呼び声を上げており、この人には雑草のタンポポですら、人生の大教師なのであります。

 この詩人には、何かしら大愚良寛に共通する思想を偲ばしめるものがあります」

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