「原始福音キリストの幕屋」のホームページです。日本人の心で聖書を読んだ手島郁郎の創刊による月刊誌『生命の光』、聖書の講話、聖霊による回心の証しなどを紹介しています。

日本的性格の無教会

手島 郁郎

 皆様からよく、「無教会の幕屋とは何ですか?」とお尋ねですので、無教会のことについて申し上げてみたいと思います。

 キリスト教といえば、欧米諸国では、カトリック(旧教)とプロテスタント(新教)の2つのキリスト教に大別されますが、日本では無教会という第三勢力があります。この無教会という言葉は、明治34年(1901年)に、内村鑑三先生が教会のない人や、教会に行けない人々にキリストの真理を伝えたいという主旨で『無教会』という雑誌を出されました。

 内村鑑三は、現在の北海道大学の前身、札幌農学校に明治初年に入学し、そこでアメリカ人でクラーク大佐という校長が、熱烈な信仰をもって学生たちに感化を与え、その影響で、彼も聖書を読み、キリスト教の信仰をもつようになりました。キリスト教を知るに及んで、もっと深く信仰を学びたいと願って、先進国のアメリカに学びに参りました。そこでクラーク大佐の友人アマースト大学の総長シーリー博士を知り、このシーリー博士の導きで真の信仰をもつに至りました。

 しかし、アメリカの拝金主義、俗化したキリスト教会に落胆して日本に帰った内村先生は、西洋流の翻訳版でなく、日本人の血と肉で消化された真のキリストの真理を日本に伝えようとしました。その間の事情は、“How I Became a Christian.” (余はいかにしてキリスト信徒となりしか)の中に詳しく書かれてあります。

(1972年)

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