12月25日はイエス・キリストの聖誕節、クリスマスとして全世界のクリスチャンがこの日を祝います。昨年(1964年)の11月末、私は聖地イスラエルに行き、その後ヨーロッパを回ってきました。ヨーロッパではクリスマスの前を「Advent アドヴェント(降臨節)」といって、お祭りが約1カ月間続きます。それで25日が来なくとも、もうクリスマス気分が旺盛でした。キリストが誕生されるということがどんなに嬉しいか。それを待っている者の気持ちが目に見えるようです。

 私は、毎年少なくとも1回はクリスマスに因(ちな)んだ話をいたします。そして、クリスマスとは何だろうかと考えることは、私にとって霊感の泉ですし、信仰を新たにするきっかけとなります。

 イエス・キリストが誕生されて、世界の歴史に新しい光が点じられるに至りました。キリストが人間の中から誕生するという素晴らしい出来事が、どういうところから始まったのか。今日は、イエスの誕生の次第が書かれているルカ伝やマタイ伝などを読みながら、私たちもどんな気持ちでクリスマスを迎えたらよいのかを考えたいと思います。

(1965年)

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