今日はイスラエルへ聖地巡礼団が出発してまいります。エルサレムではベテスダの池を訪ねますが、19世紀までは、この池は存在しなかったと思われていました。しかし発掘されてみると、聖書の記述どおり5つの廊をもつ池であったことがわかりました。

 ヨハネ伝5章には、38年間、エルサレムのベテスダの池で、体が動かずに不自由をしていた乞食のことが書いてあります。この人に、イエス・キリストが「床を取り上げて歩め」と一言、お声をかけられると、不思議に彼の足に力が入って床を取り上げて歩きはじめました。

 ところが、これが宗教上の問題になりました。安息日に働いてはいけないというのに、床を取り上げて歩いた、ということでユダヤ人たちから非難が起こりました。

(1973年)