三浦 明波

 漫画『ドラえもん』の中で、食べるとどんな相手とでも話が通じるようになる、「ほんやくコンニャク」という道具が出てきます。それを見て、「こんな物がほんとうにあったらいいのになぁ……」と思いました。でも、それが実現可能な時代が近づいているんです。

 それは自動翻訳という、母国語の異なる人同士でも意思疎通ができる技術です。2020年の東京オリンピックに向けて、今、日本でとても注目されています。

 日本語で話すと英語や中国語などに訳された音声が出るメガホンなどは、すでに開発されています。でもそれは、まだまだメジャーな言語だけだったり、決められたフレーズに限定されていたり、開発途上です。

 私は現在、その技術がより多くの言語に対応されることと、翻訳の質の向上のために、奈良先端科学技術大学院大学で研究をしています。

(2017年 東大阪市在住)