やがて、空に茜いろに染まってくると、少名彦名のカミーは空に向かって
夕やけ雲よ 風の音よ
 明日も希望と喜びに溢れる 朝を来たらせ
と唄いながらススキでふさを作り、三つ路で迷わぬように、四つ路で惑わされぬようにと息を吹きかけ、みちみち神さまが、子どもたちを見守ってくださるよう願って、ふさを一人ひとりに手渡してやりました。
ありがとう。お兄ちゃん。また来てね
「さようなら。さようなら」

と子どもたちはながーい影ぼうしを追っかけながら、楽しそうに帰っていきました。

12
戻る-->-->-->-->-->-->-->-->
-->-->10-->11-->12-->13-->14
<童話バックナンバーへ>