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石臼
 

石臼
                    
 ガリラヤ湖畔の町々の遺跡では、大きな石の臼(うす)が目につきます。
 昔、ある王様が町を攻めた時、石臼を投げられて、それが頭に当たり、死んでしまったといいます(士師記9章)。
 これを投げたのは、一人の女。毎日パンを焼くために、台所の片隅で粉をひいていたのでしょう。愛する家族を守るためとっさに手にしたのが、なんと石臼。
 日本だったら漬物石、というところでしょうか。それなら私にも投げられそうです。
文 つつみひなこ
生命の光653号より