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イスラエル食紀行
ペサハの料理
 

ペサハの料理
日本の正月のように家族や親戚が集まって楽しく会食する
祭りの7日間は、パンの代わりにマッツァを食べる
 ペサハ(過ぎ越しの祭り)は、イスラエルの民がモーセに率いられ、エジプトから脱出したことを記念する大事な祭り。
 客として招かれた私に、一家の長老が食卓にある6種類の料理の意味を教えてくれた。苦菜はエジプトの苦役、骨付き肉は力強い神の右腕、マッツァ(大きなクラッカー)はエジプト脱出時にイースト入りのパンを焼く時間がなかったことを記憶するもの、などなど。
 すすめられてマッツァを食べてみた。これは、小麦粉だけで作るせいか淡泊で味気なく、慌ててエジプトを出ていった当時を思わせた。民族の贖いを食を通して味わい知るイスラエル人の伝統に、歴史を生き抜いてきた民族の逞しさをみた。
撮影・文 北四郎
生命の光550号より

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