エルサレムの市場に行くと、生きた鯉が売られています。水槽の中でパクパク口を開け、つぶらな瞳で私を見つめている鯉は、哀れ、ごちそうとなり食卓を飾るのです。 祭りの日の夕食にユダヤ人家庭に招かれると、決まって出されるのがゲフィルテ フィッシュ。鯉の身のミンチを小ぶりのハンバーグほどに丸めて煮込み、ピリッと辛い西洋わさびを添えて食べます。 鯉君の眼差しが脳裏をかすめたものの、「祭りの日に天国に行ける君は幸せ者だよ」と思いつつ、またパクリ! 撮影・文 北四郎 生命の光619号より
エルサレムの市場に行くと、生きた鯉が売られています。水槽の中でパクパク口を開け、つぶらな瞳で私を見つめている鯉は、哀れ、ごちそうとなり食卓を飾るのです。 祭りの日の夕食にユダヤ人家庭に招かれると、決まって出されるのがゲフィルテ フィッシュ。鯉の身のミンチを小ぶりのハンバーグほどに丸めて煮込み、ピリッと辛い西洋わさびを添えて食べます。 鯉君の眼差しが脳裏をかすめたものの、「祭りの日に天国に行ける君は幸せ者だよ」と思いつつ、またパクリ!