おや、市場の片隅で何か声が聞こえる。 「エデンの園にあった知恵の木の実は、本当はのう、リンゴじゃのうて、おらのご先祖様のイチジクの実だったんじゃ」 それを聞いたナツメヤシも言った 。 「エヘン、わしも負けておらんぞ。聖書でいう『乳と蜜の流れる地』の蜜は、皆ハチミツのことじゃと思うとるかのう、あれは、わしらから採れる蜜のことなんじゃ」 「ハッハッハー!」と二人とも干からびた顔をしわしわにして笑った 。 文 藤井ハノフ 生命の光641号より
おや、市場の片隅で何か声が聞こえる。 「エデンの園にあった知恵の木の実は、本当はのう、リンゴじゃのうて、おらのご先祖様のイチジクの実だったんじゃ」 それを聞いたナツメヤシも言った 。 「エヘン、わしも負けておらんぞ。聖書でいう『乳と蜜の流れる地』の蜜は、皆ハチミツのことじゃと思うとるかのう、あれは、わしらから採れる蜜のことなんじゃ」 「ハッハッハー!」と二人とも干からびた顔をしわしわにして笑った 。