そのふたりの御使いは夕暮れにソドムに着いた。 (創世記19章1節)
花は小指の先ほどで可愛いが、実の中は綿毛が少しだけ。中身が無いのに腹を立て、それに毒まであるから、神が滅ぼしたソドムの町の名前がつけられたのだろう。 変な名前でいい迷惑だろうなと思うと、ソドムノリンゴが囁いた。「お蔭で人も触らないし、山羊だって食べない。だから悠々と生きていけるんだよ」 なるほど聖地の植物は逞しい。撮影・文 北四郎 生命の光587号掲載
撮影・文 北四郎 生命の光587号掲載