正しい者は、なつめやしの木のように栄え、レバノンの香柏(こうはく)のように育ちます。 (詩篇92篇12節)
エルサレム旧市街にあるナツメヤシの木に黄色い花が咲いていた。ナツメヤシはイスラエルではそう珍しいものではない。甘い実もどこにでも売られている。 私もこのとき初めて花を見た。というよりも、それまでは花の存在に気がついていなかったのだ。 「私があってこそ、秋には美味しい実ができるのだよ」と花から言われたような気がした。美味しい実は味わうが、それがどこからくるのか。見慣れたものの奥に心を向けることを教わった。 撮影・文 北四郎 生命の光573号掲載
撮影・文 北四郎 生命の光573号掲載