イスラエルの王は、人が山で、しゃこを追うように、わたしの命を取ろうとして出てこられたのです。(サムエル記上26章20節)
シャコがいた。時々見かけたが撮れた例がない。飛ぶのではなく、走って逃げるのだ。500ミリレンズを持ち、抜き足差し足近づいて、這いつくばって藪に隠れた。よし今だと思ったら、ピヤッと逃げる。少し逃げては止まり、近づけばまた逃げる。
「しゃこに触るやつだ」
とダジャレを言っている暇もない。ようやく撮れたが、追い回すのに疲れた。
イスラエルの王・サウルも、素早く逃げるダビデに、手を焼いたにちがいない。
撮影・文 北四郎
生命の光567号より