原始福音
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イスラエルの動物たち
ラクダ
 

ラクダ
下山後、シナイ山を背景にラクダを撮影、意地悪なラクダもカメラの前ではポーズをとっていた。

イサクは夕暮、野に出て歩いていたが、目をあげて、らくだの来るのを見た。リベカは目をあげてイサクを見、らくだからおりて、・・・・・(創世記24章63〜65節)
 私は、モーセが神から十戒を授かったシナイ山の頂上を目指して登っていった。30kg近い撮影機材を背負い、汗だくである。同行したイスラエル人のオデットさんがラクダを引っ張ってきた。地元のアラブ人からレンタルしてきたのだ。
 「ラクダに乗ったら、らくちんだ」と話で聞くほど楽ではなかった。右に左にゆらゆら歩き、崖っ縁にさしかかると、怖がる私を横目にわざと端を歩く。ずいぶん意地悪なラクダに乗ったものだ。
 モーセは、ラクダには乗らなかっただろうが、きっと大変な思いをして山に登ったに違いない。楽をして神様のお声を聴けるはずがない。

撮影・文 北四郎
生命の光556号より


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