ある秋の日、外に出ると空いっぱいに白い花、花、花。目を凝らすと、ペリカンだ。大きな群れが羽ばたきもせず、ゆっくり回転していく。 アフリカに渡るペリカンたちにとって、最高のレストランはイスラエルにある養魚場。そのでっかいくちばしで、何匹もかっさらう。自然に優しいこの国では、撃たれることはまずない。 こうして味をしめた一部の横着者は渡り鳥稼業をやめ、そもそも聖書には出てこないくせに、このページを飾ることになった。 北四郎 生命の光648号より